自重トレーニングは基本的に器具を使いません。
とはいえ、初心者から上級者まで器具を使えばより効果的なトレーニングができるのも事実。
そこで、5年間ジムに通わず自重をメインとしてトレーニングしてきた僕がおすすめする筋トレグッズを紹介します。
さらに記事の後半では買う必要のなかった筋トレグッズの紹介もしています。
なので本記事は
- 自重トレーニングならではの器具を紹介して欲しい。
- 自重トレーニングで最大の筋肥大効果を得たい。
- できるだけコスパの良い器具を安価で揃えたい。
このように考えている人はぜひ最後まで読み進めてみてください。
それでは本編スタートです。
手に入れるべき筋トレグッズ7選
近年、自宅でトレーニングを行う人が増えています。
自重トレーニングでも引き締まった細マッチョに仕上がりますが、筋トレグッズを使えばさらに効率よく鍛えられていると感じるでしょう。
これから紹介する筋トレグッズは、自宅での自重トレーニングの効果を最大限に実感できるオススメの商品です。
具体的には
- 自重では難しい負荷の調整ができる。
- 利かせにくい弱点部位を克服できる。
- ケガの予防など。
に焦点を絞ってあるので、自分に合ったアイテムを選んでください。
①:懸垂スタンド
自重トレーニングでもっとも難しいのが「背中」のトレーニングです。
なぜなら背中を鍛える動作は引くことにあり、何かにつかまる必要があるから。
背筋を鍛える自重トレーニングといえば、うつ伏せから上体をあげる「バックエクステンション」が有名ですが、正直言ってバックエクステンションだけでは不十分。
逆三角形のボディラインを手に入れたいなら懸垂スタンドは必須のアイテムです。
購入目安:8,000円から12,000円
②:ディップスタンド
ディップスタンドは主に大胸筋・上腕三頭筋を鍛える器具です。
なのでディップスもできるバーが付属した懸垂スタンドを購入すれば、ディップスタンドは必要ないと思いがちですが、それは間違いです。
フロントレバーやバックレバー・斜め懸垂といった懸垂スタンドでは補えない背中の種目。
腹筋や三角筋を鍛えるLシットやプランシェの練習にも使えるバリエーション豊富な筋トレグッズなんです。
腕立て伏せ、腹筋・背筋運動だけでは物足りなくなったらディップスタンドの購入を検討してください。
購入目安:5,000円から8,000円購入目安
③:レジスタンスバンド
自重トレーニングは文字通り自分の体重を利用するので、種目によっては負荷が強すぎたり弱すぎたりします。
例えば腕立て伏せは20回以上できるのに懸垂は1回もできないなど。
こういった部位によって難しい負荷の調整を可能にするのがレジスタンスバンドです。
細かく負荷を調整できる4~5本セットが特にオススメ。
初心者から上級者まで幅広く使え、できる種目が増えるのでとても費用対効果の高い筋トレグッズです。
④:腹筋ローラー
名前から連想される通り、腹筋を鍛える筋トレグッズです。
1,000円から1,500円程度で腹直筋を強烈に刺激できる器具は腹筋ローラー以外にありません。
トレーニング動画もたくさんシェアされており、割れた腹筋に憧れているなら必ず手に入れたい筋トレグッズです。
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購入目安:1,000円から2,000円
⑤:縄跳び
縄跳びは有酸素運動としてとても優秀な種目で、ランニングの2倍のカロリーを消費します。
なので筋トレグッズというよりもダイエット効果を期待する器具なのでは?と思うかもです。
確かにダイエット効果の高い縄跳びですが、重たい縄跳びを使うことで筋トレの効果も高めます。
重たい縄跳びがあれば上体の筋肉全般とふくらはぎを刺激できます。
重さによって価格も上下します。軽い縄跳びと重い縄跳びがあればバリエーション豊富なトレーニングができます。
家の中で縄跳びは難しい…そんな方のための記事もありますので良かったら見てください。
縄跳びがダイエットに良いって事だけど外で跳ぶの何だか恥ずかしいな…気温や天候を言い訳に続かなそうだし、家の中でできればいいのに。 こういった疑問に答えます。 本記事の内容 縄跳びを室内でする方法縄跳びを室内でするため[…]
購入目安:3,000円から8,000円
⑥:防音マット
自宅でトレーニングをするのに見落としがちなのが防音対策。
ヨガマットのような簡易的なものでは遮音シートが配合されていないケースが多いです。
また、関節の保護の観点から厚さも10㎜を超えているものをオススメします。
ケガをするリスクは可能な限り軽減させたいですからね。
さらに、フローリングなど床の保護としても大事な役割を担っています。
賃貸住宅にお住まい方であればあとでトラブルにならないよう良いマットを手に入れておきましょう。
⑦:体組成計
トレーニングやダイエットをして、自分の体がどのように変化したのか知る手っ取り早い方法は体組成計を使うことです。
鏡に映った姿だけが判断基準だとモチベーション維持が難しいと思いませんか?
僕は体重と体脂肪率を毎日計測し、手帳に書きこむことでモチベーション管理に成功しました。
小さな変化に気付くことで自信につながります。
体組成計が筋肉になったり脂肪が減ったりするわけではありませんが、トレーニング効果を加速させた器具の一つです。
オススメはTANITAの体組成計です。
113件もの商品の中から自分に合った体組成計を探すことができ、公式ページからメンバー登録して購入すれば無料保証などの特典があります。
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ここまで紹介したすべての筋トレグッズにかかる費用は50,000円ほど。
そのほとんどが1度購入すれば何年も使い続けることができます。
本気で体を変えたい人は今すぐ購入しましょう。
絶対に損はしません。
購入目安:10,000円から20,000円
買わなくてもよかった筋トレグッズ3選
ここからは買わなくてもよかった筋トレグッズを3つ紹介します。
先にお断りしておきますが、これら3つは決して筋トレに効果が無いわけではありません。
あくまで僕自身が購入して使ってみたけど、費用対効果としては高くなかった商品であるだけです。
デメリットに感じた点を知った上で、資金やスペースに余裕があれば購入を検討してもいいでしょう。
①:バランスボール
腰痛の改善や体幹を鍛えるエクササイズに効果が高いバランスボールですが、費用対効果が低いと感じた理由は以下の2点。
- 広いスペースの確保が必要。
- バランスボールを使用した種目の少なさ。
最大のデメリットは使わない時の収納場所に困る点かと。
とはいえ、体幹の弱さを克服したい人はトレーニングだけでなく、椅子として利用すれば日常的に鍛えることができます。
購入目安:2,000円から3,000円
②:パワーグリップ
握力の補助や滑り止めに効果を発揮するパワーグリップ。
パーソナルトレーナーを付けていた時代に購入を勧められてデッドリフトに使っていました。
確かに限界まで背中を追い込めていた気がします。
しかしながら、自重をメインでトレーニングをするようになってからは以下の理由で使うのを辞めました。
- パワーグリップを使用しても懸垂の回数に変化がない。
- 変化がないなら握力や前腕も同時に強化したいから補助の必要がない。
逆に、背中をうまく利かせられなくて困っている人にとっては良い筋トレグッズです。
また、手にマメを作りたくない人にオススメできます。
③:荷重ベスト
自重のみの腕立て伏せやスクワットでは物足りなくなったら購入を検討したいのが荷重ベスト。
ダンベルやバーベルと違い、両手が空くのでまさに自重トレーニング向けの筋トレグッズです。
最大20kgまで荷重できるベストを購入して使ってみましたが、僕には早すぎたかなと。
- 懸垂で荷重するほどのレベルではない。※まだ自重で10回できる程度
- 結局ウェイトを求めてケガのリスクを高めてしまう。
- 片手腕立て伏せなど、自重でもまだ負荷調整ができる段階。
簡単に言えば荷重ベストは上級者向け筋トレグッズであるということです。
なので、どんな種目でも自重だと30回を超えてしまうようなら荷重ベストは買いです。
中には10kgまで荷重するタイプなら安く購入できますが、すぐに負荷が足りなくなるので20kg以上荷重できるものを選びましょう。
まとめ
筋トレグッズは探せば探すほど出てきます。
価格もピンキリで、価格の差がそのまま効果の差なのかと言えば決してそうではありません。
各グッズごとに購入目安の金額を記載していますが、個人の目指す所によって大幅に変化します。
ですが、機能性が高く長期間使えるのであればコストパフォーマンス面ではかえってお得な場合もあります。
単純な価格だけでなく、自分がどのくらいの頻度で使うかもよく考えて購入しましょう。