「プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ」
を買いました。タイトルからも分かる通り、自重トレーニングの本です。
僕は以前から肉体改造系の本が好きで、買い漁ってました。
今回も本屋で偶然(いや、出会いに行ってるから必然か…)目についたのが
株式会社CCCメディアハウスから発行されている
「プリズナートレーニング|圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ」。
どの本を手に取るかって、タイトルで決まりません?
圧倒的とか、究極のとかもそうですが、「プリズナートレーニング」って今まで聞いたことがない文言に一撃でやられました。
その場で立ち読み(ゴメン)。
パラパラっと流し読みした地点で、かなりそそられる内容。速効買うと決心しました。
「え…?高い…」
さっき買うと決心したのに、もう揺らぎ始めた…2,000円(+税)です。
本は好きなんですよ。そんなに多くは無いけど月に2,3冊は買う。
そして、この手の本は大体1,500円くらいなんだよ。
それが千の位が「2」になった時の心理的なハードルときたら……
いや、買いました。どうしても気になったから。
で、感想はというと…
めっちゃいいです。
これほど体系的にまとめられたトレーニングの本って今までなかった気がする。
これまでの筋トレ本は、部位別の種目が紹介されてる程度。
- 胸:腕立て伏せ 10回を3セット
- 脚:スクワット 10回を3セット
- 腹:腹筋 10回を3セット
- 背:背筋 10回を3セット
みたいな。
プリズナートレーニングの本には、まったくそんな事を書いてなくて、
例えば「腕立て伏せ」をする前には4段階もステップがあって、
それを一つ一つマスターしてからでないと、
腕立て伏せをやる権利も与えてもらえないんです!
ヤバくないですか?
いや待て、腕立て伏せまで4ステップって…楽勝すぎない?って思うかもだけど、
厳格なフォームやゆっくりな動作などのルールが、
一筋縄ではいかないようになってる。
だから1つのステップを攻略できたら達成感が得られる楽しさがある。
また、全身にある500以上の筋肉を鍛えるのに必要な種目は6種目しかない
と著者は言っていて、本では「BIG6」と紹介しています。
以下の通り。
- プッシュアップ
- スクワット
- プルアップ
- レッグレイズ
- ブリッジ
- ハンドスタンド・プッシュアップ
とってもシンプル。
この「BIG6」と呼ばれる種目に10段階のステップが設けられているので
全部で60種類。これらのエクササイズを攻略するゲームみたいな感じ。
少し見てみたい方はこちらをどうぞ。
ちなみに、すべてマスターすると以下のことが出来るようになります。
- 片手で腕立て伏せ
- 片脚でスクワット
- 片手で懸垂
- 鉄棒にぶら下がって足を伸ばしたまま上げる
- 立った状態からブリッジし、ブリッジの姿勢から立ち上がる
- 片手で逆立ちした状態で腕立て伏せ
カンタンにできそうですか?
実はこの本、2017年8月に販売されていて、僕はその年の11月に購入してるんです。
3年前から始めてマスターしたのは1つもありません。
今、最後のステップに挑戦中なのは、スクワットとレッグレイズだけ。
でも不思議と継続できているのがこの本のスゴイところです。
ほかの実践者たちも長く続けています。
なんでそんなことが分かるかって言うと、「Twitter」でつながっていて、
トレーニングを共有しているからです。
「スクワットの〇ステップ挑戦中」とか、当時は3,4人しか居なかった仲間も、
今は100人を超えています。
こうやって、同じ種目をやっているからこそ共感が得られやすいし、
相談にも乗ったりしてるから益々続けやすい。
「継続できる筋トレ本」として希有な存在なので、めちゃくちゃオススメ。
とはいえ、早く60種目攻略したいところです。
というのも、この本には既に第2弾・第3弾と外伝が発売されているからです!
「プリズナートレーニング 超絶‼グリップ&関節編 永遠の強さを手に入れる最凶の自重筋トレ」
「プリズナートレーニング 実戦!!!スピード&瞬発力編 爆発的な強さを手に入れる無敵の自重筋トレ」
全部買ったのに、まだ最初の1冊目を頑張っているという…
トレーニング好きなら読んで損することはないですよ。
機会があればぜひ手に取ってみてください。